描画ソフトと地図

最近の描画ソフトは性能が非常に高く、旧来の手書きによる地図作成技術は、その必要性が問われているほどです。「イラストレータ」は誰もが使っている有名ソフトの一つで、その操作方法は難しいものでもありません。

地図作成におけるデジタル技術を総称してデジタルマッピングと呼ぶこともありますが、この概念が差す幅は広く、GIS等がよく知られています。

ここではイラストレータについてたびたび触れますが、実は地図に纏わるイラストレータ関連のスキルを解説している書籍はそれほど見かけません。

製図のほとんどがデジタル化すると、手書きの地図作成が残してきたテクニックは消失してしまうのでしょうか。結論から申し上げれば、綺麗に消えてしまうことはないと考えられます。製図の基本は手書きのスキルを基盤とするほかなく、デジタル製図も例外ではないのです。

もちろん丸ペン等を見かけることは既にないのでしょうが、パイプペンやトレーシングペーパーは依然活躍し続けています。大切なのは、利便性が増す中で、その根本的な価値、地図の真の価値が、手書き時代から変わらず生き続けていることを理解することです。

ネガで原版を彫ったのは画期的なことだった、あのスクライブ法ですら、デジタル製図に移行している現代にあって、地図の本質を学び取ることが重要なのです。

ところで地図のデータは定性的なものと定量的なものとに分けることができますが、尺度の再編成を実施して資格変数を補充することで、細かくはおよそ12のタイプが存在すると分かります。

さらに同じ主題図であっても、地図記号の適用方法は異なっています。グーグルマップ等、昔に比べて身近なものとなった地図ですが、今後はさらにこの主題図が多様化し、印刷スキルも進化することでしょう。

ここからは地図を作成するにあたって要ともなる地図素材の販売を行っているサイトをご紹介します。

サイトにより使用できるツールや販売している地図データ等が異なりますので是非最後までチェックしていってください。

便利な地図素材サイト9選

01アフロモール地図素材

アフロモール地図素材公式サイトトップページ

アフロモール地図素材はベクター地図素材のダウンロード販売サイトです。

放送や教材、デザインや出版などに利用することが出来ます。

日本の地方地域図や日本全図/周辺地図、世界の地域や世界全図を販売しているのですが、各地図では

・最低限の情報がある白地図
・地形情報を反映した地勢図
・行政区分を色分けした行政区分図
・海や山などの名称を記載した自然図
・道路や鉄道情報を記載された交通図

の5種類のデータから好みのものを選択することができます。

公式サイトはコチラから

02MAP DATA STORE《地図データ・白地図 販売》

MAP DATA STORE公式サイトトップページ

MAP DATA STOREは、白地図に加え地図を作るためには欠かせない地図素材となるパーツやデータをプロ向けに販売しているサイトです。

日本地図のデータだけでも白地図、海岸線のみのデータ、色地図、加工地図(水彩)と4種類販売しておりますし、路線図のデータでは愛知路線図に首都圏路線図、関西路線図も取り扱っています。

更には、狭域の地図なども販売しているので、用途に合ったデータを選ぶことができそうです。

作成日が掲載されているので最新かどうか判断できるのも嬉しいポイントです。

公式サイトはコチラから

03今八商店

今八商店公式サイトトップページ

今八商店ではダウンロード形式で日本全国のベクター地図データを販売しています。

また、地図には

・日本語/英語 並記版
・中国語(繁体字)/英語 並記版
・日本語版

の言語が揃えてあるため、多言語マップを作製することも可能です。

その他、皆さんが過去に作成した地図のメンテナンスなども行っているようです。

詳細は下記の公式サイトにてご確認ください。

公式サイトはコチラから

04白地図専門店

白地図専門店公式サイトトップページ

白地図専門店では紙の白地図、白地図のデータ、Office地図、イラストレーターデータなど様々な形式の白地図を取り扱っています。

紙の地図は筆記用具があればすぐに書き込む事が出来ますし、テープや画鋲などを使えばどこにでも張り付けることが出来ます。

会社だけでなくお家でのお子さんの学習用としても使用することが出来る優れものです。

白地図データの中には無料で利用する事が出来るデータも豊富にあるため、気になった方はまずこの無料の白地図データを試しに使用してみると良いかもしれません。

公式サイトはコチラから

05株式会社地理情報開発

株式会社地理情報開発公式サイトトップページ

株式会社地理情報開発では地理情報システム(GIS)用地図データや本格的な地図帳からホームページ用会社案内図まで幅広く取り扱っています。

また、株式会社地理情報開発では経年変化修正や印刷、製本に加え企画、デザイン、データ入力等々、地図作成に取り巻くあらゆる作業のサポートも行っているようです。

詳細は下記の公式サイトよりご確認いただけます。

公式サイトはコチラから

06北海道地図株式会社

北海道地図株式会社公式サイトトップページ

北海道地図株式会社は、大きく分けて4つの事業内容を行っています。

1つ目はマップメイキング
2つめはデジタルトランスフォーメーション
3つ目は3Dメディア
4つ目はイノベーション

です。

事業内容の1つにあるマップメイキングですが、こちらではDTP向けの地図DB販売等を行っています。

また、鳥瞰図という鳥の目線から見たイメージを表現した地図の作成も行っているようです。

詳しくは以下の公式サイトにてご確認ください。

公式サイトはコチラから

07MAPIO

MAPIO公式サイトトップページ

MAPIOでは日本全図のデザイン地図だけで・等高段彩図・図案化地図・日本周辺図・正距方位図・デザイン地図の5つも種類があります。

加えて世界全図のデザイン地図では・世界地図・簡略世界図・世界イメージ・デザイン図・エフェクト図・立体図と6つの種類が用意されています。

また、地図の種類も豊富で、白地図から行政図、地球儀図に鳥瞰図、一般図やデザイン地図、レリーフ図、地形図、行政界の中から用途に合ったものを選択することが出来ます。

是非ご自身の用途に伴ったものがあるかどうか、1度見てみてください。

公式サイトはコチラから

08ぶよお堂マップショップ

ぶよお堂マップショップ公式サイトトップページ

ぶよお堂マップショップはさまざまな地図関連製品をインターネットで販売しています。

日本国内の様々な地図や世界各国の地図を始め、地形図、海図、航空地図などの専門地図や、古地図、地球儀、などを取り扱っているようです。

ネットショップ未掲載商品や商品見本もたくさんある実店舗が東京・日本橋にあるようなので気になる方は是非足を運んでみてください。

公式サイトはコチラから

09地図センターネットショッピング

地図センターネットショッピング公式サイトトップページ

国土地理院の数値地図をはじめとし、空中写真や衛星画像データなどを取り扱っているオンラインショップです。

環境省が提供している植生図や動物分布図、自然環境情報図等、調査・分析に利用できる地図「古地図」や「湖沼図」等、様々な地図が用意されています。

他ではあまりお目にかかれないような地図データを販売している地図センター、地図素材の可能性が広がった気がします。

公式サイトはコチラから

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